WHOISとは、
IPアドレスや
ドメイン名の登録者などに関する情報を、インターネットユーザが誰でも参照できるサービスです。インターネットで使用されるIPアドレスやドメインは、それぞれに登録者が決まっており、IPアドレス登録者やドメイン登録者には、一定の情報をWHOISで提供することが義務付けられています。個人が普通にインターネットを利用している場合は、
WHOIS情報 は登録されていません。特別な申し込みや申請を行わないと、WHOIS情報は登録されません。
ドメインを取得した場合には登録が義務となります。会社のウェブサイトのドメインを取得した場合や、個人で自分専用にドメインを取得した場合などが該当します。個人が、プロバイダなどのブログや共有レンタルサーバー等を利用している場合は、ドメインの取得は無いので、登録対象となりません。
(例)
・「blog.yahoo.jp」にブログを掲載している場合、「yahoo.jp」所有の会社情報はWHOISに登録されていますが、ブログ掲載者の情報は登録されていません。
・「ABCショップ」の方が、共有のレンタルサーバを借りて「abcshop.rakuten.jp」でお店を開いている場合も、「rakuten.jp」所有の会社情報はWHOISに登録されていますが、「ABCショップ」の情報は登録されていません。
グローバルIPアドレスを取得した場合には登録が義務となります。通常は、プロバイダがIPアドレスの登録者となっており、一般的にはプロバイダ名義のIPアドレスでインターネットに接続されています。会社や個人でIPアドレスの名義取得を行っている場合などは、WHOIS登録が必要です。しかし、ドメイン登録時に一部のドメインを除いて、本人確認は行われていません。 WHOIS代行サービスなどもあり、代行者情報が登録されている場合がありますので、WHOIS情報が正しい情報とは限りません。